森の中で運営される、グランピング施設様の事例です。開業からしばらくの間、広報用の写真はスタッフが業務の合間にスマートフォンで撮影したものが中心で、テントの外観や設備を記録した写真はあっても、実際にお客様が体験している場面を撮った写真がほとんどありませんでした。
SNSでの発信を強化したいものの、プロのカメラマンとモデルを手配しての撮影は、季節ごと・シーンごとに毎回コストと調整が発生します。焚き火を囲む時間、テントでの朝、森を歩く時間など、伝えたい「体験」は複数あるのに、そのすべてを実写で撮り切るのは現実的ではありませんでした。
お預かりしたスマートフォン写真(テント外観、焚き火スペース、森の風景など)をもとにブランド分析を行い、施設の持つ「自然の鮮やかさ」を活かすLOOKとして「Nature Vivid(Fujifilm Velvia 50 inspired)」を選定しました。緑と青を鮮やかに、透明感のある高コントラストな表現で、森と炎の対比が際立つトーンに仕上げています。
女性グループでの利用を想定し、焚き火を囲んで語らう時間を軸に、テントの温かな灯り、森の緑を活かした構図で静止画・動画を制作しました。実写の撮影日程やモデル手配を必要とせず、スタッフの記録用写真を起点に体験カットを組み立てられる点も、今回のような立ち上げ期の施設様には合っていたようです。
これまで社内の記録用途にとどまっていたスマートフォン写真が、SNSで体験価値を伝えるビジュアルとして活用できるようになりました。今後は季節ごとの撮影素材が増えるたびに、SCENESCAPE AI VILLA,HOTELで体験カットを追加制作していく予定とのことです。